兼六園花便り 令和4年4月25日(1325号)
“庭園”は緑一色になっていました。一斉に芽吹いた落葉樹。
モミジ、桜、ケヤキなどそれぞれに異なる初々しい緑色にあふれています。
“兼六園菊桜”は満開になっていました。およそ300枚の花弁の中心は紅をさしたようです。
オオシマサクラ系の里桜。初代は天然記念物に指定されていました。(千歳台)
“福桜”も満開です。一つの花の中に小さな花の集まりのように幾つかの雌しべがあり、
緑色も見えます。花びらも切れ込みがある大輪です。(千歳台)
庭園
福桜
濃い赤や朱色、ピンクなどいろいろなツツジも咲いて色彩豊かな景色になってきました。
びっしりと花に包まれた“ノトキリシマツツジ”は見事です。(時雨亭前)
レンゲツツジやシャクナゲも咲いています。
満開の“リキュウバイ。遠くからもよく映えていました。(梅林)
藤の花も咲いて初夏へと移ろっていきます。
ノトキリシマツツジ
リキュウバイ
4月25日(月曜日)記
- 兼六園開園時間 3月1日から10月15日まで午前7時から午後6時まで
- 早朝開園時間 4月1日から8月31日まで午前4時から
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)