令和7年2月 金沢の景観を考える市民会議
第9回金沢の景観を考える市民会議 ー緑のチカラを考えるー(2月15日)

みなさん、「金沢市景観サポーター」をご存じでしょうか?
金沢市では、金沢の景観に関する取材や記録のほか、市内の景観チェックなどの活動をとおして、市民の意識啓発や市民目線での提案を行うなど、金沢市のサポートをしてくださる市民ボランティア「金沢市景観サポーター」がいます。
2月15日(土曜日)に石川県立図書館で、「第9回金沢の景観を考える市民会議」が開催されました。これは、金沢の景観について、あまり堅苦しく考えずに気軽に興味を持ってもらえる機会となるよう、景観サポーターの方々が運営に携わる、市民のみなさんが主体の会議です。
【一部】金沢市景観サポーターによる活動報告
令和5年春からの2年間、景観サポーターとして活動をされた方々が、個人やグループに分かれ、自分で決めたテーマで調査をした活動結果を報告しました。足を使って綿密に市内を調査し、ときには文献なども調べ、各自がそれぞれの地域や施設に対して感じた思いを、たくさんの写真と共に発表しました。
(各グループのテーマ)
・尾張町魅力再発見 ・公園の内部景観と外部景観 ・金沢市の農業景観
・古今の広場の景観デザイン ・四季をたのしむ景観




【二部】パネルディスカッション ~「緑と私の距離感」~
「緑と私の距離感」をテーマに、身近にある緑の魅力について、柳井特任教授のコーディーネートのもと、各パネリストの方にそれぞれの立場からのお話しを伺いました。イベント会場に生の芝生を敷き詰めて本物の緑を身近に感じてもらったことや、市内に植える花苗の種類のことなど、さまざまなお話が繰り広げられ、緑の重要性や認識を高める機会となりました。
コーディネーター:柳井清治(石川県立大学 特任教授)
パネリスト:岩本歩弓(イベントプランナー)、徳本修一(ガーデンプランナー)、中野真理子(石川県立自然史資料館 副館長)、川端すぎな(金沢市景観サポーター)
終了後、担当者にインタビューしました!
【質問】本日の市民会議はいかがでしたか?
【回答】多くの方にご来場いただき、市民の皆様の金沢の景観に対する関心の高さを実感する良い機会となりました。今年は緑がテーマの一つとして取り上げられ、景観サポーター活動報告やパネルディスカッションでは、独創的な発想や貴重な意見が多く示されました。普段、何気なく目にしている植物の緑が、金沢の魅力ある景観を構成する大切な要素であることを再認識できる機会となったならばうれしいです。
【質問】今後の景観サポーターの活動に期待することなど、メッセージをお願いします。
【回答】景観サポーターからは平成20年度の1期生から今回の8期生まで、毎回行政にない視点によるご提案をいただいています。次期景観サポーターについても素敵なご提案をいただけることを期待しています。現在、次期景観サポーター募集中です!
この記事に関するお問い合わせ先
広報戦略課
郵便番号:920-8577
住所:金沢市広坂1丁目1番1号
電話番号:076-220-2033
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