国見町八幡神社社叢

くにみちょうはちまんじんじゃしゃそう

 国見集落に鎮座する八幡神社は、養老二年(七一八年)の勧請と伝わります。
 社叢(神社林)は、イタヤカエデ・スギ・シロダモ・ヒメアオキなどで構成され、特にイタヤカエデは境内を取り囲むように9本生育しています。このうち社殿後方のものは県下最大級で、幹周は4.4メートルを測ります。
 イタヤカエデを中心とする社叢は珍しく、複数の巨樹が群生する群落は貴重です。また、集落の人々による管理が古くから継続されてきたことで成立した社叢であり、人文的な価値も認められます。


金沢市指定文化財

  • 種別 記念物 天然記念物
  • 指定 令和2年9月25日
木々が周りに生えている中に鳥居があり、その奥に小さな社殿がある写真

社殿と社叢

沢山の木々が生えている中に一際幹の太いイタヤカエデが生えている写真

境内最大のイタヤカエデ

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