金沢市都心軸仮囲いデザインガイドライン

景観の向上に加え、通りのにぎわい創出や地域の活性化を目的として、都心軸での建設工事等で設置される仮囲いへのデザイン掲出にかかるガイドラインを策定しました。

 

また、金沢らしい洗練された風格と魅力ある近代的な通り景観を創出するため、営利を目的としない公共性の高いデザインの掲出を促進するための支援制度を創設しました。

デザインガイドライン概要

仮囲いの種類と掲出方法

  • 種類
    工事現場の板塀その他これに類する高さ2メートル以上の仮囲い(メッシュフェンス対象外)
     
  • 掲出方法
    再はく離粘着シート等を使用すること(直書き不可)

仮囲いの種類と掲出方法

対象となる掲出内容

  • ガイドラインの目的や趣旨に沿った内容(写真やイラストを含む。)
  • 景観特性に沿ったにぎわいを創出するものであって、営利を目的としない内容
  • 公序良俗に反しないもの及び安全性に配慮したもの

基準の緩和

・良好な景観又は風致を害するおそれがない
・本市の個性ある美しい景観の形成に配慮がなされている
・魅力ある近代的な通り景観の形成、にぎわいの創出及び地域の活性化に資するもの
と金沢市屋外広告物審査会が認める場合に、仮囲いの大きさを限度として掲出可能

※単なる企業等の宣伝と解される内容及び可変表示装置を用いた掲出は緩和の対象外

推奨するデザイン

  1. 仮囲いに対し3~5割程度の余白を設ける
  2. 周辺の建築物や通り景観と調和した色彩やデザインとする
  3. 圧迫感を生まない適度な大きさやデザインとする

余白が3割程度設けられているデザイン余白3割程度のデザイン

余白が5割程度設けられているデザイン余白5割程度のデザイン

対象区域

  • 都心軸景観保全型広告整備地区
  • 広告物活用地区

屋外広告物等の規制区域は「まちづくり支援情報システム」より検索できます。

 

都心軸沿線における仮囲いへのデザイン掲出の支援

補助対象

ガイドラインに定める対象区域での仮囲い等に掲出するもので、金沢市都心軸仮囲いデザインガイドラインに基づいて作成し、審査会にて審査を受けたデザイン等の掲出に要する費用

区分 対象経費
デザイン 仮囲い等へ表示するためのイラスト及び写真の制作、使用並びにそれに類する経費
施工 仮囲い等へ表示するためのシート制作、印刷及びそれに類する経費並びにシート運搬及び施工に係る経費

補助額(予算の範囲内で交付)

補助対象経費の1/2(1万円未満切捨)

限度額100万円

手続きの流れ

1.事前協議

施工希望日の3か月前を目安に提出してください。

  • 現況カラー写真(近景・遠景、2か月以内のもの)
  • 付近の見取り図(住宅明細図の写し等)
  • 敷地配置図
  • 広告物の意匠図、構造図
    ※屋外広告物等掲出の事前協議に必要な書類と同じです。

2.審査会での審査

金沢市屋外広告物審査会にて広告物のデザイン等の審査を行った上で、補助金交付の可否を判断します。

3.屋外広告物許可申請・補助金交付申請

屋外広告物の許可(確認)の申請と補助金の交付申請を同時に行っていただきます。

  • 屋外広告物許可・確認申請書
  • 屋外広告物等安全証明書
    ※屋外広告物等掲出の申請に必要な書類と同じです。
    ※申請の流れは屋外広告物等を掲出する際の手続きからご確認いただけます。
    様式は、屋外広告物許可・確認申請書ページからダウンロードできます。
     
  •  補助金交付申請書 [市様式]
  •  審査依頼書 [市様式]
    (補助金額は見積額と市で算出する金額のいずれか安い方により査定)
  •  見積書の写し
    (工程ごとの内訳と単価がわかるもの)
  •  市税納税状況調査同意書 [市様式]
    (署名又は記名押印が必要)
    ※補助申請に必要な市様式は個別にお送りします。

補助金交付決定通知書及び屋外広告物許可通知書の交付をもって、補助事業に着手することができます

 

4.補助事業実績報告

補助事業の完了(施工者への支払完了日)から15日以内に実績報告書を提出いただきます。

  • 補助事業実績報告書 [市様式]
  • 施工中・施工後の写真
  • 施工者からの請求書の写しと領収書の写し
  • 市への請求書 [市様式]
    ※実績報告に必要な市様式は個別にお送りします。

補助事業は同じ年度内で交付申請から実績報告まで行う必要があります。年度をまたいで補助事業を実施することはできません。

ご提出いただいた実績報告書を確認の上、問題なければ額の確定通知をお送りし、補助金をお支払いします。