月経困難症

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生理(月経)中の月経困難症

生理中に強い下腹部痛や腰痛などの不快な症状があらわれるのが、月経困難症です。生理のある女性の30%にみられます。

症状

月経困難症の症状の詳細
からだの症状 強い下腹部痛 頭痛 吐き気 胃痛 便秘 など
こころの症状 不眠 など

原因

子宮内膜で作られる痛み物質により子宮が収縮するために、腹痛が引き起こされます。また、全身に作用して下痢、吐き気、頭痛などが起きます。
また、子宮筋腫や子宮内膜症などの病気が原因となっている場合もあります。

対処方法

痛みの原因が病気によるものか、そうでないかは自分ではわかりません。
症状がひどい時は、我慢しないで早めに産婦人科や女性外来で相談しましょう。

バランスのとれた食事

  • 普段からバランスの良い食事を決まった時間にきちんと食べることが大切です。
  • ビタミン、ミネラルの補給により症状が軽くなったり、生理中におきやすい肌荒れなどが改善する場合がありますので、豆類、海藻、野菜をたくさん摂りましょう。
  • 甘いものや塩分、脂の多いもの、インスタント食品、カフェイン、アルコール類は控えましょう。

軽い運動

  • ウォーキングやストレッチなど、からだを内側から温める運動を習慣化すると自律神経が整ってきて、症状を和らげる効果が期待できます。
  • 気分もすっきりし、気分転換にも役立ちます。
  • 血行が良くなるのでむくみの解消にもなります。

リラクゼーション

好きな音楽を聴いたり、アロマテラピーなどで気分をリラックスさせることで痛みを緩和させる効果も期待できます。

からだを冷やさない、下半身を温める

下半身が冷え、骨盤内の血管循環が悪くなると痛みが強くなることがあります。
お風呂にゆっくりはいる、ストレッチや軽い体操、ヨガなどで血管の循環を良くしましょう。

ストレスをためない

疲れや精神的なストレスは、自律神経のバランスを崩し、症状を悪化させる原因となることがあります。自分なりのストレス解消法を見つけましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

健康政策課
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