Civic Tech Summit KANAZAWA 2020

 ICTを活用したまちづくりや地域課題解決に取り組むシビックテック活動を広く市民に周知し、市民協働を推進するため、有識者による講演やワークショップ等を行う「Civic Tech Summit KANAZAWA 2020」を開催しました。
 今年は、県内外の方々が参加しやすいように、オンライン形式で実施し、一番身近な市民のコミュニティである「町内会」と「PTA」について、シビックテックでできる事を皆さんと考えました。

テーマ:〜 ウィズコロナ時代に考える 〜

オンラインに慣れた経験を活かして、地域コミュニティのあり方を見直そう

シビックテックサミットのチラシ

(注意)下記ファイルをクリックするとチラシをご覧いただけます

Civic Tech(シビックテック)とは?

 Civic(市民)とTech(技術)をかけあわせた造語で、テクノロジーを活用して社会への市民参加を促し、市民自らが地域課題を解決しようとする取り組みや考え方を指します。

開催結果

  • 日時:令和2年11月15日(日曜日)10時~16時30分
  • 会場:オンライン開催(YouTubeとZoomで配信)

(注意)オンライン参加が難しい方向けに、ITビジネスプラザ武蔵6階でパブリックビューイングを行いました。

市公式YouTubeへの掲載について

サミットの様子をご覧になりたい方は下記リンクをご覧ください。

(注意)基調講演2.(水津 陽子氏)、およびワークショップの様子は公開いたしませんのでご了承下さい。

基調講演【午前の部】

オープニング

 登壇者:福島 健一郎氏(一般社団法人 Code for Kanazawa 代表理事)

講演1.
タイトル:「IT研究者がPTA役員になって感じたこと、学んだこと」
  • 講演者 : 五十嵐 悠紀氏(明治大学 総合数理学部 准教授)
  • プロフィール:
    東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。博士(工学)。日本学術振興会特別研究員PD、RPD(筑波大学)を経て、現職。専門はコンピューターグラフィックスおよびユーザーインターフェース。子ども向けにITを使ったワークショップを行うなどアウトリーチ活動も行う。著者に「AI世代のデジタル教育 6歳までにきたえておきたい能力55」(河出書房新書)ほか。3人の子育てを経て、幼稚園・保育園・小学校などでPTA役員を経験。自身の経験をまとめた記事「IT研究者としてPTA『IT化』の功罪を考えてみた」などをYahoo!ニュースに寄稿。
前方にモニターがあり、白い机に一人ずつ座っている参加者達がモニターを見ている写真
IT研究者がPTA役員になって感じたこと、学んだことと書かれ絵や文字で説明が書かれている資料
講演2.
タイトル:「アフターコロナの自治会・町内会の運営について」
  • 講演者 : 水津 陽子氏(合同会社フォーティR&C 代表)
  • プロフィール:
    経営コンサルタント、地域活性化・まちづくりコンサルタントとして、地域資源を活かした地域ブランドづくり、観光振興、協働推進や自治会・町内会活性化など、地域活性化・まちづくりに重点を置いた企画コンサルティング、講演、調査研究、執筆活動を行う。日経ビジネスオンライン、日経電子版「日経スタイル」や日本経済新聞などのメディアでの連載実績のほか、今年9月には『令和・アフターコロナの自治会・庁内会運営ガイドブック』(実業之日本社)を上梓。
アフターコロナの自治会・町内会の運営についてと書かれ絵や文字で説明が書かれている資料

セミナー【午後の部】

パネルディスカッションやワークショップ形式でセミナーを開催

パネルディスカッション
これからの町会の在り方
  • 【パネリスト】
    • 藪野 繁氏(株式会社シーピーユー 執行役員 ICT事業部長)
    • 六人部 生馬氏(株式会社マチマチ 代表取締役)
    • 木下 浩之氏(金沢市市民協働推進課 課長)
  • 【ファシリテーター】 雄谷 峰志氏(一般社団法人 Code for Kanazawa)

 Code for Fukuokaの徳永さん、Code for IKOMAの吉田さんが、グラレコ(グラフィックレコーディング)ツール「Miro(ミロ)」を使って、各パネリストの内容を書いて下さいました。

地域×ICT 時代に合ったちいきづくりへの取り組みと書かれ、絵や文字で説明が書かれている資料
マチマチ 日本最大のご近所SNSと書かれ、絵や文字で説明が書かれている資料
金沢市の町会についてと書かれ、絵や文字で説明が書かれている資料
これからの町会の在り方と書かれ、絵や文字で説明が書かれている資料
ワークショップ
ITツールを使って、町会やPTAのアップデートを考えよう

オンラインツールを活用し、コミュニティ運営の課題出し、ディスカッション

  • 【ファシリテーター】 福島 健一郎氏(一般社団法人 Code for Kanazawa 代表理事)
  • 【内容】
     参加者が「町会」と「PTA」のチームに分かれて、それぞれの課題とその解決策について議論しました。
来場者2人が椅子に座り、机の上に置かれたオンラインで人が写っているパソコンを見ている写真

オンライン参加者とワークショップを行う来場者

ITツールを使って、町会やPTAのアップデートを考えようとピンクの文字で書かれている資料

スケジュール

午前の部(基調講演)

  • 10時~10時10分
    開会挨拶
    金沢市長 山野 之義
  • 10時10分~10時30分
    オープニング
    福島 健一郎氏(一般社団法人 Code for Kanazawa 代表理事)
  • 10時35分~11時25分
    講演1.:「IT研究者がPTA役員になって感じたこと、学んだこと」
    五十嵐 悠紀氏(明治大学 総合数理学部 准教授)
  • 11時30分~~12時20分
    講演2.:「アフターコロナの自治会・町内会の運営について」
    水津 陽子氏(合同会社フォーティR&C 代表)
  • 休憩

午後の部(セミナー)

  • 12時30分~14時
    パネルディスカッション
    「これからの町会の在り方」
  • 14時05分~15時35分
    ワークショップ
    「ITツールを使って、町会やPTAのアップデートを考えよう」
  • 15時40分~15時55分
    クローズドセッション
  • 16時~16時30分
    閉会

対象

Civic Techに興味のある方ならどなたでも参加いただけます。
(注意)ご参加に特別なスキルは必要ありません。

参加費

無料

定員

オンライン開催のため制限なし
(注意)当日はITビジネスプラザ武蔵6階にて、パブリックビューイングも予定しておりますが、来場者多数の場合は入場を制限することがございますのでご了承ください。

申し込み方法

(注意) 現在、申込み受付は行っておりません

  1. 以下、facebookイベントページ「Civic Tech Summit KANAZAWA 2020」内で「参加予定」をクリック
  2.  メールまたはファックス番号で参加者氏名、連絡先(メールアドレス、連絡先電話番号)、参加方法(オンラインor来場)を明記のうえ、「申込み&問い合わせ先」まで連絡
  3. 「金沢市電子申請サービス」での申込み。下記リンクにアクセスしてご利用ください。

ZoomビデオウェビナーとYouTube Liveに参加するためのURLはFacebookページ「シビックテックサミットカナザワ」、本ホームページ上で配信いたします。

申込み&問い合わせ先

〒920-8577 石川県金沢市広坂1-1-1
 金沢市情報政策課ICT活用推進室
 電話番号:076-220-2014 ファックス番号:076-260-7191

過去の「Civic Tech Summit KANAZAWA」

この記事に関するお問い合わせ先

市民協働推進課
郵便番号:920-8577
住所:金沢市広坂1丁目1番1号
電話番号:076-220-2026
ファックス番号:076-260-1178
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