Civic Tech Summit KANAZAWA 2022
「シビックテックサミット」は、ICTを活用したまちづくりや地域課題解決に取り組むシビックテック活動を広く市民に周知し、市民協働を推進するためのイベントです。
今年は、「学生」「働くお母さん」「LGBTQ+」にフォーカスしながら、テクノロジーを活用して住みよいまちにするためのアイデアについて参加者全員でディスカッションを行うことで、「みんな」にとって住みよいまちづくりを考えました。
開催テーマ
みんなにとって住みよいまちとは?
日時
令和4年11月12日(土曜日)10:00~17:00
場所
金沢未来のまち創造館(金沢市野町3丁目11-1)
タイムスケジュール
9:30~10:00 | 受付開始 |
10:00~10:15 | オープニング |
10:15~11:45 |
【セッション1】学生 |
11:45~13:00 | 昼休憩 |
13:00~14:30 |
【セッション2】働くお母さん |
14:30~14:40 |
休憩 |
14:40~16:10 |
【セッション3】LGBTQ+ |
16:10~16:30 | クロージング、写真撮影 |
17:00~ | 交流会(会費制) |
開催結果
【セッション1】学生
ゲスト:村山 愛乃さん(金沢まちづくり学生会議代表)
村山さんからは、コロナ禍などによりまちなかに学生が出ていきにくくなったことや、友達づくりが難しくなっているという課題が提供されました。
オンラインサービスが充実したこともあり、一人の時間や在宅の時間を楽しめるようになってきているが、リアルでの出会いを求めている学生も潜在的に存在すると思われることから、会場からは、テクノロジーを活用して偶発的な出会いを作るアイデアなどが提案されました。
【セッション2】働くお母さん
ゲスト:小幡 美奈子さん(石川シングルマザーの会代表)
小幡さんからは、コロナ等による休校時や夏休み時期などに子どもの預け先がなく、お母さんが仕事を休まざるを得なり、収入が減少するなど、シングルマザーには働くお母さんの課題が凝縮されているという課題が提供されました。
会場からは、在宅勤務がしやすいなどの理由から、デジタル関係の職業に就くための学び直しの仕組みづくりや、子どもと遊びたい男性や子どもを預かりたい方などとのマッチングサービスのアイデアなどが提案されました。
【セッション3】LGBTQ+
ゲスト:こぴさん
こぴさんからは、同性のパートナーとの交際を親に告げた際に、否定的な反応をされたことから、特別なことではないということを知ってほしいという課題が提供されました。
会場からは、みんなに知ってもらうことで理解され、環境が変わっていくではないかという意見が出され、テクノロジーを活用して知ってもらう仕組みづくりや、当事者や支援者たちとのつながりの場を作るアイデアなどが提案されました。