金沢市自転車活用推進計画 -かなざわ快適創出サイクルプラン-(令和2年3月策定)
計画の概要
背景と目的
本市では、平成23(2011)年3月に「金沢市まちなか自転車利用環境向上計画」を策定し、"はしる・とめる・つかう・まもる"の4つの基本方針に基づき、自転車利用環境整備を展開してきました。
一方、国では、平成30(2018)年6月に「自転車活用推進計画」が策定され、渋滞緩和や環境保全、健康増進、観光振興など、多様な自転車の活用が求められています。
そこで、これまでの施策に加え、多様な視点で自転車活用の推進を目的とした『金沢市自転車活用推進計画』を策定しました。
計画期間
令和2(2020)年度 ~ 令和11(2029)年度
基本目標
市民のライフスタイルに自転車が浸透し、誰もが安全で快適に自転車を活用できるまちを創る
金沢市自転車活用推進計画(概要版) (PDFファイル: 634.6KB)
基本方針の4本柱
- 【はしる】 安全で快適な自転車通行環境を創出する
- 【とめる】 便利で使いやすい駐輪環境を創出する
- 【まもる】 自転車のルール遵守・マナー向上を図る
- 【いかし ひろめる】 誰もが気軽に自転車を活用できるまちづくりを推進する
【はしる】安全で快適な自転車通行環境を創出する
自転車専用レーン(有松・久安地区)
人中心の交通体系を目指し、歩行者の通行空間確保を最優先とした上で、自転車通行空間の整備を行い、自転車が安全で快適に通行できる環境を創出します。
関連施策
- 自転車通行空間整備
- 自転車事故多発箇所の安全対策
- 金沢自転車ネットワーク協議会 など
【とめる】便利で使いやすい駐輪環境を創出する
駐輪場照明のLED化
駐輪需要に応じた駐輪施設の整備や機能の拡充、適正利用を促進するとともに、自転車と公共交通との連携を強化することで、駐輪場の利便性向上を図ります。
関連施策
- 自転車・バイク駐車場
- 自転車等放置禁止区域
- サイクル・アンド・ライド など
【まもる】自転車のルール遵守・マナー向上を図る
自転車マナーアップ街頭指導活動
自転車ルールやマナーを知り、理解する機会を創出するなど、関係機関と連携し、こどもから高齢者まで幅広い年齢層や団体に対し、ルール遵守・マナー向上を図ります。
関連施策
- 金沢市における自転車の安全な利用の促進に関する条例
- ライフステージ別の自転車交通安全教育 など
【いかし ひろめる】誰もが気軽に自転車を活用できるまちづくりを推進する
公共シェアサイクル「まちのり」
これまでの移動手段としての利用に加え、健康、観光、防災などの多様な観点で環境にも優しい自転車の活用を推進するとともに、利用者にとって必要な情報を広く発信します。
関連施策
- 健康的なライフスタイルの実現に向けた自転車の活用推進
- 観光やまちの賑わいへの自転車の活用推進
- 金沢市公共シェアサイクル「まちのり」 など