金沢駅東広場
金沢駅東広場
金沢の交通の中心地となる広場が金沢駅東広場です。人々が集まり、観光の拠点(きょてん)ともなる金沢駅に、金沢らしさを大切にした、歩行者にやさしい広場ができました。
金沢の伝統(でんとう)文化が感じられるデザイン
鼓門・もてなしドーム
傘(かさ) をさしかけるイメージの大屋根、加賀宝生(かがほうしょう)の鼓(つづみ)を連想させるシティゲート、用水を思わせる水の流れなど、金沢に古くから伝わる文化をデザインに取り入れています。
誰(だれ)にでもやさしい安全な設計(せっけい)
大階段
屋根付きの乗降車場(じょうこうしゃじょう)により、歩行者の安全を確保(かくほ)しています。また、車いすで移動(いどう)できるエレベーターや、目や耳が不自由な人たちが安全に移動できるように、点字タイル、音声誘導(おんせいゆうどう)の設備(せつび)、電光案内サインなどもあります。もちろん、防火(ぼうか)や防災(ぼうさい)の設備も十分にそなえられています。
交通機関にらくらくアクセス
北陸鉄道 金沢駅
いろいろな交通機関の乗りつぎが短い時間でできるような通路や乗降車場があります。バス・タクシー乗り場、駐車場(ちゅうしゃじょう)、JR、地下駅が利用しやすくなっています。
環境(かんきょう)を考えた設計
自然光の取り入れと自然換気
金沢駅東広場は、環境についても十分考えられています。乗降車場の屋根には太陽電池パネルを置いて電気を発電し、トイレや植木に必要な水は雨水を再利用(さいりよう)します。また、地下には自然光を取り入れたり自然換気(かんき)ができる工夫をしています。