ユネスコスクール
ユネスコスクールとは
ユネスコスクールは、1953年、ASPnet(Associatede Schools Project Network)として、ユネスコ憲章に示された理念を学校現場で実践するため、国際理解教育の実験的な試みを比較研究し、その調整を図る共同体として発足しました。
日本国内では1,120校(2019年11月現在)の幼稚園、小・中・高等学校及び教員養成学校がユネスコスクールのネットワークに参加しています。
金沢市におけるユネスコスクールの取組
金沢市では、市立全小・中学校がユネスコスクールに加盟しています。
また、ユネスコスクールとしての取組の実践成果を発信する機会をもち、市立全小・中学校の児童生徒が、自己の価値観や生き方を見直し、持続可能な社会の構築に向けて行動できるようにします。
金沢に学び世界に発信する質の高い教育の実現に向けて
平成27年7月に構築された「金沢型学校教育モデル」に基づく教育活動を実践することがユネスコスクールの取組となると捉え、以下の4点を重点として取り組みます。
- 金沢ベーシックカリキュラムに基づく各教科等の授業において、環境教育や国際理解教育等の持続可能な開発のための教育(ESD)に関する内容を意識して指導すること。
- 金沢ふるさと学習において、金沢のもつ多様な素材や人材を活用し、金沢について学び、考え、かかわり、広めることを通して、金沢のまちに愛着と誇りを持ち、まちづくりの担い手を育むこと。
- 金沢「絆」活動において、「金沢子どもかがやき宣言」に基づく実践を通して、人と人との絆を大切にしながら、心と力を磨く児童会・生徒会活動を推進すること。
- 金沢型学習スタイルに基づく学習方法により、児童生徒に自ら課題を発見し、その解決に向けて主体的・協働的に探求し、成果を表現する力を育成すること。