金沢縄文ワールド 企画展示
企画展示コーナー
【開催中の企画展】 その後の中屋サワ遺跡
平成26年、「中屋サワ遺跡出土品」710点が重要文化財に指定されました。
これを契機に、金沢市埋蔵文化財センターの1階に「金沢縄文ワールド」が誕生したのが平成27年11月のこと。
しかし、重要文化財に指定されたのは中屋サワ遺跡からの出土品のうちごく一部、縄文時代のものに限定されています。
これらは金沢縄文ワールド常設展示でその一部を見ることができますが、実は中屋サワ遺跡から見つかっている遺構や遺物は縄文時代だけではないのです...
弥生・古墳時代には環濠を持つ大規模な集落があり、奈良・平安時代には条里制に基づく土地利用がなされ、鎌倉・室町時代には区画溝を持つ屋敷地が存在していました。
今回の企画展では、弥生時代以降の中屋サワ遺跡がたどった足跡を、「その後の中屋サワ遺跡」遺跡として出土品とともに紹介します。
1.会期
令和5年12月19日(火曜日)から令和6年3月10日(日曜日)まで
2.主な展示資料
弥生・古墳時代
絵画土器、石剣、石包丁、勾玉、管玉、団扇など
奈良・平安時代
木簡、墨書土器、緑釉陶器、小型壺など
鎌倉・室町時代
木簡、灯明皿、輸入銭、梅瓶、青磁碗など