野生動植物への配慮

施工例1 小動物の移動ルートの確保

 道路下に通路をつくり、動物の通り道をつくりました。野生動物のロードキル(野生動物の交通事故死)の防止に努めています。

コンクリートで作られた通り道の入り口付近、周囲はたくさんの雑草が茂っている写真

タヌキが利用しています。

通り道の入り口近くにいる狸の写真

(注意)撮影 井上 耕治 氏(金沢大学理学部生態学研究室)

施工例2 小動物脱出用スロープ

道路側溝に落ちた小さな動物が、自力で這い上がれるようにスロープを設置しました。

道路脇の側溝に設置されたスロープの写真

施工例3 動植物に配慮した護岸工事(水辺空間の保全)

植栽ブロックマットを敷き、表面を現地発生土で覆うなど植物が生える構造にしました。(平成13年度 施行)

川岸に設置された格子状の植栽ブロックマット写真

(翌年5月の植生)

川岸に設置された植栽ブロックマットに草などの植物が生えている写真

(翌々年5月の植生)

ブロックマットの表面に植物が繁茂してきました。

植栽ブロックマットが草などの植物でおおわれている写真

(平成19年7月の植生)

本来の植生が戻り、周囲と調和した自然豊かな護岸となりました。

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