【お願い】エスカレーターの安全な利用
エスカレーターは身近にあり利用する機会も多いですが、多くの危険が潜んでいます。
近年、転倒・転落や衣類の巻き込まれなどによる、エスカレーターでの死亡事故も発生しています。
痛ましい事故を防ぐために、エスカレーターは定期的に点検し、正しく利用しましょう。
★利用者のみなさまへ
エスカレーター内の転倒事故や巻き込まれが増えています。エスカレーターを利用する際には、次の事項に気をつけてください。
・発泡性樹脂素材のサンダルで利用する際は巻き込まれやすいので注意してください。
・エスカレーター内のすり抜けは危険です。
・必ず黄色い線の内側にお立ちください。
・ベビーカーやシルバーカーなどを使用しないでください。
・エスカレーターでは立ち止まってください。
・手すりに必ずおつかまりください。
・衣類のすそにご注意ください。
・かかとのとがった履物をお履きの方はご注意ください。
・傘の先などをステップのミゾに差し込まないでください。
・乗り口付近や降り口付近には、立ち止まらないでください。
・エスカレーターの側面に寄りかからないでください。
・手すりから体を乗り出したり、手や顔を出すと危険です。
・小さな子どもはバランスを崩しやすいので、一人で乗せないでください、保護者の方が手すりにつかまり、必ず子どもと手をつないで乗りましょう。
・エスカレーターの周りで子どもが遊ばないように気を付けましょう。
・両手がふさがっている場合は無理せずに、エレベーターを利用してください。
エスカレーターを安全、快適にご利用いただくために(一般社団法人 日本エレベーター協会)
★所有者・管理者のみなさまへ
エスカレーターにおける利用者の転倒などの事故発生時の初動対応として、エスカレーターを速やかに停止させることも必要です。
平成28年2月に国土交通省が公表した「昇降機の適切な維持管理に関する指針」においても、利用者に安全な利用を促すことを所有者・管理者の責任として明記しておりますのでご確認の上、適切な管理、運用をお願します。
「昇降機の適切な維持管理に関する指針」等を公表~エレベーター等の安全性を維持するために~(国土交通省)
★近年の法改正の内容
エスカレーターの安全基準が変わります(一般社団法人 日本エレベーター協会)
用途が特殊なエレベーター及び当該エレベーターのかごの積載荷重を定める件及びエレベーターの制御器の構造方法を定める件の一部を改正する告示等の施行について(技術的助言) (国土交通省)
★過去の事故事例
特定行政庁等より報告を受けた昇降機等事故の概要(平成22年12月1日から令和6年4月30日)(国土交通省)
社会資本整備審議会昇降機等事故調査部会等において調査を行った事故について(国土交通省)
★消費者庁関係
Vol.242エスカレーターの挟まれ事故に御注意!(消費者庁)
Vol.298エスカレーターを安全に利用しましょう。(消費者庁)
Vol.361エスカレーターでは黄色い線の内側に立ちましょう。(消費者庁)
Vol.412 ベビーカーに子どもを乗せたままエスカレーターを利用しないで!(消費者庁)