チャドクガの防除

害虫、アメリカシロヒトリ・チャドクガから樹木を守りましょう!

チャドクガの幼虫は、樹木の葉を食べ生育を悪くする害虫です。それ以上にやっかいなのが、毒針毛によるかぶれ・湿疹です。肌にチャドクガの毒針毛(白い小さな毛)が触れると、激しいかゆみと発疹が出ますので、注意が必要です。

防除方法

  • 成虫(ガ)が、卵を産み付けた葉を除去することが一番効果的です。
  • ふ化した幼虫は、葉に群生しています。幼虫が成長すると分散しますので、早期発見、早期防除をお願いします。
  • 防除を行う場合は、手袋をし、長袖を着るなどして、卵や幼虫に触れないようにしてください

被害が多い木

ツバキ、サザンカ類です。
(アメリカシロヒトリが発生する樹木とは異なります。)

みどりの木の葉に茶色のチャドクガの卵がついている写真

チャドクガ卵塊(防除適期)

通常、年2回発生します。
5月上旬~6月中旬(1化期)
8月上旬~9月中旬(2化期)
(注意)気象条件等により発生時期がずれることがあります。

木の葉っぱに小さな茶色の若齢幼虫がたくさんついている写真

チャドクガの若齢幼虫

木の葉っぱにチャドクガの幼虫(毛虫)がたくさんついている写真

チャドクガの幼虫

チャドクガが幼虫から成虫になるまで過程を示した生態図

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