Civic Tech Meeting KANAZAWA 2023
「シビックテックミーティング」は、ICTを活用したまちづくりや地域課題解決に取り組むシビックテック活動を広く市民に周知し、市民協働を推進するためのイベントです。
昨年まで、「シビックテックサミット」で開催を続けていましたが、これまで以上に金沢や県内の人たちが集まり地域の課題について話し合い、シビックテックをより地域に広げていきたいという想いから「シビックテックミーティング」に変更しました。
今年は、シビックテック入門に関する講義のほか、ChatGPTの体験と、地域課題解決マッチングボックス「マッチ箱」による課題解決体験を行いました。
開催テーマ
最新テクノロジー入門!地域課題解決の新しい形
日時
令和5年11月18日(土曜日)13:00~17:00
場所
金沢未来のまち創造館(金沢市野町3丁目11-1)
タイムスケジュール
12:30~13:00 |
受付開始 |
13:00~13:05 |
オープニング |
13:05~13:30 |
PART1:シビックテック入門 |
13:30~15:00 |
PART2:ChatGPTで地域課題解決 |
15:00~15:15 |
休憩 |
15:15~16:25 |
PART3:リアル「マッチ箱」で課題解決体験 |
16:25~17:00 |
クロージング、写真撮影・交流会 |
開催結果
PART1:シビックテック入門
登壇者:雄谷 峰志さん(一般社団法人コード・フォー・カナザワ)
雄谷さんから、シビックテックの概要説明や(一社)コード・フォー・カナザワの活動紹介がありました。
地域の方にシビックテックをより身近に感じていただくため、初めての方にもわかりやすく講義を行いました。
PART2:ChatGPTで地域課題解決
登壇者:高木 志宗さん(アイパブリッシング株式会社)
ChatGPTの体験では、高木さんから生成AIの歴史やプロンプト(指示)の出し方のコツなど、最初に講義があり、その後、地域課題解決マッチングボックス「マッチ箱」に投稿されている課題から選択し、課題解決のアイデアを出力する工程を学びました。
また、参加者に実際にChatGPTを操作していただく時間を設けました。自分のパソコンやスマートフォンで操作することでChatGPTを身近に感じ、便利さ・面白さを体験していただきました。
PART3:リアル「マッチ箱」で課題解決体験
ファシリテーション:福島 健一郎さん、雄谷 峰志さん、おばた みなこさん
(一般社団法人コード・フォー・カナザワ)
プロトタイプ作成 :河西 紀明さん、道家 陽介さん、宮島 大樹さん
(フレンズ・オブ・フィグマ・イシカワ)
リアル「マッチ箱」による課題解決体験では、地域課題解決マッチングボックス「マッチ箱」に投稿されている、「いつ除雪車が家の近くの道を除雪してくれるのか気になる」という地域課題をテーマに、参加者全員でディスカッションを行いました。
フレンズ・オブ・フィグマ・イシカワの皆さんにご協力いただき、アプリの画面イメージを作成するツールである「Figma」を使用し、スマートフォンでの発言も交えながら実際にアプリを作成する際のイメージ図を全員で考えました。
課題とその解決案を可視化することで新しい考え方やアイデアも生まれ、最新テクノロジーを活用した地域課題解決について、全員で体験することができた1日になりました。