温室効果ガス排出量

金沢市の温室効果ガス排出量(2022年度確報値)について

温室効果ガス排出量

概要

 2022年度(令和4年度)の本市の温室効果ガス排出量(二酸化炭素換算)は、2,857千トンCO₂であり、前年度に比べて0.6%減少しました。前年度と比べて排出量減少がした要因として、企業が省エネ活動を進めたことが影響していると考えられます。
 (注意)電力の排出係数…令和4年度の排出量算定においては、北陸電力株式会社の令和4年度実排出係数を用いています。

金沢市のCO₂排出量の推移表
表1 金沢市の温室効果ガス排出量 (単位:千トンCO₂)
温室効果ガスの種類 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022
二酸化炭素 産業部門 482 473 469 527 494 448 432 405 360 372
家庭部門 971 962 903 924 935 815 724 675 708 722
業務部門 1,049 1,042 1,002 1,050 1,020 962 879 807 900 838
運輸部門 894 859 832 867 853 847 817 745 737 755
廃棄物部門 75 73 84 82 101 90 86 85 109 105
3,469 3,409 3,290 3,450 3,403 3,162 2,939 2,716 2,813 2,793
メタン 15 22 33 40 38 18 16 15 15 16
一酸化二窒素 48 47 48 47 47 46 46 43 42 43
HFC類 4 4 5 5 5 5 5 5 5 5
合計 3,537 3,483 3,376 3,542 3,492 3,231 3,005 2,778 2,875 2,857
  • (注意1)値は、今後、各種統計データの年報値の修正、算定方法の見直し等により変更される場合があります。
  • (注意2) 小数点以下の数字を四捨五入して整数表示しているため、合計値が合わない場合があります。

 

温室効果ガスの排出区分

  • 産業部門…農林水産業、鉱業、建設業、製造業における燃料・電力の使用に伴う排出。第3次産業は含まれない。
  • 家庭部門…家庭における燃料・電力の使用に伴う排出。自家用自動車からの排出は、運輸部門で計上。
  • 業務部門…事業所・ビル・商業・サービス業施設等における燃料・電力の使用等に伴う排出。学校や病院も含む。
  • 運輸部門…自動車、鉄道、船舶における燃料・電力の使用に伴う排出。
  • 廃棄物部門…廃棄物焼却施設におけるプラスチック等の焼却に伴う排出。

二酸化炭素排出量の部門別構成比

 本市の温室効果ガス排出量のうち、約98%を占める二酸化炭素排出量の内訳は、次の円グラフのとおりです。
 本市は、業務、運輸、家庭部門の占める割合が大きくなっています。

人口一人あたりの温室効果ガス排出量

 本市の人口一人あたりの温室効果ガス排出量は、全国平均に比べて、全体の排出量は小さいですが、運輸、業務、家庭部門では全国平均を上回っています。

人口一人当たりの温室効果ガス排出量の比較

エネルギー消費量

概要

 2022年度(令和4年度)の本市のエネルギー消費量は、29,630テラ・ジュールであり、前年度に比べて0.6%減少しました。

金沢市のエネルギー消費量の推移
表2 金沢市のエネルギー消費量(単位:テラ・ジュール)
総消費量 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022
産業部門 4,087 3,986 4,051 4,355 4,297 4,165 4,021 3,954 3,542 3,645
家庭部門 8,090 7,790 7,351 7,297 7,962 7,686 6,834 6,641 7,031 6,919
業務部門 8,674 8,416 8,078 8,300 8,460 8,530 8,166 7,918 8,430 7,992
運輸部門 13,110 12,579 12,184 12,694 12,485 12,428 11,972 10,931 10,806 11,074
合計 33,961 32,771 31,664 32,646 33,203 32,809 30,993 29,443 29,809 29,630

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