HIV(エイズ)について
エイズってどんな病気?
エイズとは、「HIV(ヒト免疫不全ウイルス)」の感染で引き起こされる「後天性免疫不全症候群」を略した言葉です。
HIVによってからだの免疫力が壊され、その結果、健康な時には体内に入っても病気を起こさない弱い病原体にも感染(日和見感染)して様々な症状が出た状態をいいます。
感染して、未治療でいると、数年から10年で発病するといわれています。
また、体内にはHIVがありますので、無防備な性行為は相手に感染する危険があります。
どうやってうつるの?
感染源となるのは、HIVのいる精液、膣分泌液、血液、母乳です。
その感染経路は、性行為、母子感染、血液感染の3つです。
- 性感染:性行為による感染
- 母子感染:妊娠中、分娩時の感染や母乳を介しての感染
- 血液感染:注射器を使い回すことによる感染
現在は、ほとんどが性行為による感染です。
HIVは感染力が弱く、日常生活で感染することはありません。
予防方法は?
性行為による感染を防ぐためには、性行為をしない(No SEX)か、する場合はより安全な性行為(Sefer SEX)を守って行動することです。
より安全な性行為は、コンドームを正しく使用して、精液、膣分泌液、血液などに直接触れないようにすることです。
検査や相談はどこでできるの?
検査日程 詳しい日程はこちらをご覧ください。
相談 月曜日~金曜日(祝日・年末年始を除く)8時30分~17時15分に随時行っています。
金沢市保健所 地域保健課 電話番号 076-234-5116
もし、感染していたら?
まず、告知を受けた医師と相談しましょう。
感染しても発病するまでのあいだは、今までとほとんど変わらない生活ができます。
複数の薬を組み合わせて使用することにより、発病までの期間を延ばすことができるようになりました。
日常の健康管理と通院が大切です。