尾崎神社 本殿・中門・透塀・拝殿及び幣殿

おさきじんじゃ ほんでん・ちゅうもん・すかしべい・はいでんおよびへいでん

※尾崎神社の「崎」は「立つさき」です。以下、「崎」と表記します。

尾崎神社は、加賀藩前田家4代前田光高が幕府の許可を受け、金沢城北ノ丸に造った東照宮です。1643年に完成しました。本殿と拝殿を分離させた東照宮建築の最初期のものとされ、現存する最古の金沢城関係の建造物です。
飾り金具等の意匠は京都や金沢の職人によるもので、加賀藩における寛永文化を見て取れます。
明治6年(1873)の神仏分離により、仏像・仏具を無くし、翌明治7年(1874)に尾崎神社と名称を改めました。明治9年(1876)に金沢城内が陸軍省用地となったため2年後現在地へ移りましたが、その際下付された移転料が少なく、現存の建物だけが移築されました。


(国指定)重要文化財

  • 種別   有形文化財 建造物
  • 指定   昭和25年8月29日
拝殿正面

拝殿正面

本殿前面

本殿前面

本殿内部

本殿内部

中門と透塀

中門は唐門という格式高い形式。両側は透塀で、本殿を囲んでいる。

弊殿内部

弊殿内部

弊殿のしつらえ

弊殿のしつらえ

旧城下町区域の文化財(多言語解説)

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