金沢神社本殿(旧明倫堂鎮守)・金沢神社拝殿

かなざわじんじゃほんでん  きゅう めいりんどう ちんじゅ

かなざわじんじゃはいでん

金沢神社は、加賀藩前田家11代前田治脩が寛政6年(1794)に創設した藩校の鎮守として同年に創建されました。
本殿は神社創建時に建築されました。正面の屋根が後方の屋根と比較して長く延びている流造社殿という形式です。
本殿の北側前面に位置する拝殿は、江戸時代末期に建てられました。入母屋造、桟瓦葺、妻入で、正側面には端部に擬宝珠を設けない刎高欄付切目縁、正面に向拝を付けます。内部にはウサギやタヌキ、鹿や龍などが描かれた36枚の天井画が見られます。
平成16年(2004)に、いずれも「造形の規範になっているもの」として国の登録有形文化財となりました。


ともに(国)登録有形文化財

  • 種別   建造物
  • 登録   平成16年3月2日
拝殿正面

拝殿正面

拝殿の釣殿部分にある反り橋から本殿を臨む

拝殿の釣殿部分にある反り橋から本殿を臨む。

拝殿内部には、ウサギやタヌキ鹿や龍などが描かれた天井画が36枚ある

拝殿内部には、ウサギやタヌキ鹿や龍などが描かれた天井画が36枚ある

本殿側面 屋根の前方(左側)が長く延びている。

本殿側面 屋根の前方(左側)が長く延びている。

旧城下町区域の文化財(多言語解説)

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