古紙の減量化・資源化の取り組み
事業系ごみの中で減量化・資源化に取り組みやすいのが紙類です。
取り組みのポイントは次のとおりです。
動画で簡単チェック!事業系古紙のリサイクル
事業所での古紙のリサイクルの取り組み方を動画でわかりやすく紹介しています。
1.紙の使用量を減らす(ペーパーレス化など)
まずは紙の発生量を減らすことが大切です。
また、デジタル化によるペーパーレス化は、ごみの減量だけでなく、コスト削減、業務効率の向上、セキュリティ強化、無駄な保管スペースの削減などにもつながります。
【取組の例】
- 不要となったコピー用紙の裏紙利用
- 使用済み封筒や箱の再利用
- ペーパーレス会議の実施
- 電子決裁の利用
2.発生した古紙については分別・リサイクルを徹底する
古紙はその種類によってリサイクルされる製品が異なるので、分別することが大切です。
事業所内での分別を推進するために、次のことに取り組みましょう
- 事業所内での古紙の分別ルールを決める
- 分別ボックスや保管場所を整備する
- 従業員に古紙の出し方を周知する
周知にあたっては、注意を引くような色やデザインの分別ボックスを利用したり、イラストを用いた分別チラシを掲示することで、分別に取り組みやすくなります。
禁忌品が混ざらないようにしましょう
次のものは「禁忌品」と呼ばれ、リサイクルの支障となるため、古紙に混ぜてはいけません。
- レシートなどの感熱紙、カーボン紙、圧着はがき、写真、アルミ加工やビニール加工された紙、食品や油などで汚れた紙など
- 不織布のマスクやお手拭き、プラスチックファイル、ビニールの袋、CDやDVD、金具など、紙でないもの
分別した古紙のリサイクル処理については、古紙回収業者にご相談ください
分別した古紙をリサイクルする方法は主に次の2つです。
- 古紙回収業者に回収を依頼
- 古紙回収業者が設置する持ち込み場所に自ら持ち込む
(事業系古紙は、金沢市の資源搬入ステーションには持ち込めません。)
回収費用は、古紙の品目や量などの条件により、「有料」「無料」「有価買取」のいずれかとなります。
持ち込みする場合は、古紙の種類ごとにひもで縛ってください。
古紙回収業者の連絡先や持ち込み場所の情報については以下をご確認ください。
持ち込み場所一覧[金沢市内] (PDFファイル: 58.3KB)
機密文書もリサイクルができます
機密文書は、市販のシュレッダー機器にかけてしまうと、紙の繊維が細かくなりすぎたり、異物混入のリスクが高くなるため、リサイクルが困難となります。
ただし、資源化処理に対応した民間処理業者に依頼することでリサイクルができます。
処理方法には主に次の3つがあります。
【出張型】
裁断機を積んだ処理業者の専用車が、排出者の事業所まで出向き、目の前で裁断処理します。
【引取型】
処理業者が排出者の事業所から機密書類を引き取り、裁断機のある処理施設まで運搬して裁断処理するか直接製紙工場へ搬入し、溶解(水に溶かす)処理します。
業者によっては、引取りまでの保管用に鍵付きBOXの貸出しを行っているケースがあります。
【持込型】
排出事業者自らが、処理業者の裁断機がある処理施設まで運搬し、裁断処理を依頼する方法です。
機密文書の資源化処理に対応している古紙回収業者の情報については以下をご確認ください。
機密文書取扱古紙業者一覧 (PDFファイル: 45.5KB)
事業系機密文書資源化処理費補助制度について
機密文書を資源化処理する事業者に助成します。(要件は以下の通り。)
・市内に事業所を有する事業者であること。
・補助対象期間中における市内事業所の機密文書資源化処理量が1,000キログラムを超えること。
・その他要件あり
補助率は2分の1。補助上限額は10万円です。
事業系古紙保管場所整備費補助制度について
古紙保管場所を整備する事業者に助成します。(要件は以下の通り)
・市内に事業所を有する事業者であること。
・整備予定場所について所有権等があること。
・その他要件あり
補助率は2分の1。補助上限額は10万円です。
この記事に関するお問い合わせ先
ごみ減量推進課
郵便番号:920-8577
住所:金沢市柿木畠1番1号
電話番号:076-220-2302
ファックス番号:076-260-7193
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