事業系一般廃棄物(古紙・生ごみ)の減量化・資源化

なぜごみを減らさないといけないの?

1.環境への負荷を小さくし、循環型社会を作るためです

事業所などから排出された燃やすごみは、焼却施設で焼却処分されます。

焼却するごみの量を減らすことは、地球温暖化の原因である二酸化炭素などの排出量を減らすことにつながり、環境への負担を減らすことができます。

また、身の回りのさまざま製品は、天然の資源から作られます。
これらの資源は限りのあるものです。

ごみとなるものを減らしたり、リサイクルに取り組むことは、限りある資源の有効利用につながります。
 

2.ごみ処理費用を削減するためです

金沢市のごみ処理には、年間約50億円もの経費がかかっています。

ごみを減らすことで、ごみ処理コストを削減できます。
また、処理するごみの量が減り、焼却施設や埋立場が永く使えるようになることで、施設の維持管理費や新たな施設の建設費を削減することができます。
 

事業者がごみの減量に取り組むメリット

平成30年度 金沢市燃やすごみ組成調査結果

金沢市の事業所から出る燃やすごみのうち、約4割が生ごみ、約2割が再生可能な古紙です。

これらのごみは、工夫次第で減らすことができたり、リサイクルできるものです。

ごみの減量やリサイクルに取り組むことで、事業者にとって次のようなメリットがあります。
 

メリット1.ごみ処理コストの削減

ごみを減らせば、ごみ処理コストを削減できます。
ごみを出さない職場づくりに取り組むことで、事業の効率化や職員の意識改革にもつながります。
 

メリット2.イメージアップ

環境問題への関心が高まる中、ごみの減量化・資源化に取り組むことは、企業イメージの向上や企業価値の増大につながります。
 

メリット3.SDGsの達成

SDGs(持続可能な開発目標)は、世界中の誰もが豊かで幸せになるために2030年までに達成すべき17の目標です。

ごみの減量化・資源化に取り組むことは、SDGsの達成に繋がります。

SDGsにつながる取り組み例 【古紙の分別】

紙の原料であるパルプは木からできています。木は二酸化炭素を吸収することで、地球温暖化の抑止効果もあるといわれています。必要以上に木を伐採しないためにも、古紙を分別してリサイクルをしましょう。

SDGsにつながる取り組み例 【食品ロスの削減】

世界では、約8億人が飢餓に苦しんでおり、食料の国際援助量は年間約420万トンにもなります。一方、日本ではその約1.4倍もの量にあたる約570万トン(令和元年度農林水産省推計値)の食品がまだ食べられるのに捨てられており、そのうち約309万トンは事業者から廃棄されています。

「食べきり」や「使いきり」を実践し、食品ロス削減に努めましょう。

減量化・資源化の取り組み

まずはごみを発生させないよう心がけ、発生したごみについては分別・リサイクルに取り組みましょう。

具体的な取り組みについては以下をご確認ください。
 

 

 

減量化・資源化に関する出前講座やアドバイスの実施

事業系ごみの処理の仕方や、減量化・資源化の取り組みについて職員による出前講座を行っています。ご希望の日時にご希望の場所へ説明に伺います。

また、減量化・資源化に関するお悩みについてご相談いただければ、他事業者の取組例を交えながら、解決策を一緒に考えます。

下記までお気軽にご連絡ください。

この記事に関するお問い合わせ先

ごみ減量推進課
郵便番号:920-8577
住所:金沢市柿木畠1番1号
電話番号:076-220-2302
ファックス番号:076-260-7193
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