兼六園花便り 令和3年7月3日(1301号)
瓢池の辺のアカマツにとまるアオバズク。大きなレンズで撮る姿が数人見られました。横を通る観光客も足をとめて見上げています。
噴水の前では数人の男性たち。「水の音っていいな」との会話が聞こえます。
不老坂の藤棚では、“フジ(藤)の実”が多く下がっていました。
殻がはじけると平たい大きな実が地面に落ちます。
眺望台に足を向けると多行松の足元に“ヤブカンゾウ”(藪萱草)。鮮やかな色に目がとまります。わすれなぐさの名で万葉集にも詠われている万葉の花。
山崎山の青葉と涼風に癒されます。突然“アオサギ”が目の前に飛んできました。
山崎山の後ろ側にある氷室跡にはハンゲショウ。
フジの実
アオサギ
散策の途中に見つけた“エゴノキ”の実は葉陰に下がります。
梅林では、ギボウシ、ハンゲショウ、可憐な“ネジバナ”(捩花)。
放生池(金城池)にはコウホネとスイレンが咲いています。
エゴノキの実
ネジバナ
7月3日(土曜日)記
- 兼六園開園時間 3月1日から翌年10月15日まで午前7時から午後6時まで
- 早朝開園時間 4月1日から8月31日まで午前4時から午前6時45分まで
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)