アメリカシロヒトリの防除

害虫(アメリカシロヒトリ、チャドクガ)から樹木を守りましょう

捕殺防除のポイント・方法

発見方法

  • ふ化した幼虫は、白い網状の巣網を作り、葉に群生しています。
  • その葉は透けて見えます(写真)ので、簡単に見つけることができます。

捕殺方法

男性が高枝ばさみで枝を切ろうとしている様子の写真
  • この時期に右の写真のように高枝切りバサミなどを使用して、巣網の枝葉を切り取り、幼虫をふみつぶすことが一番効果的です。
  • または、丈夫なごみ袋に入れ、幼虫が外に逃げないようしっかりと口を閉めて燃やすゴミとして出してください。

注意点

ふ化した幼虫は、約2週間後には巣網から出て、分散し葉を食べ尽くしますので、早期発見、早期捕殺防除をお願いします。

被害が多い木

カキ、サクラ、ウメ、プラタナス、アメリカフウ、ヤナギ、ハナミズキ、アンズ、クルミなど。

幼虫の発生時期と生態

通常、年2回発生します。
6月上旬~7月中旬(1化期) 8月上旬~9月中旬(2化期)
(注意)気象条件等により発生時期がずれることがあります。

木の葉っぱの根元にたくさんのアメシロの若齢幼虫がついている写真

アメシロの若齢幼虫(捕殺防除適期)

色鮮やかな緑の木の葉にアメシロの巣網ができている写真

アメシロの巣網

アメリカシロヒトリの幼虫から成虫になるまでの生態図

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