金沢素囃子子ども塾

おともだちと「和のおけいこ」はじめよう!
はじめてでも大丈夫!先生方が基礎からしっかり教えてくれます。
金沢ならではの「和のおけいこ」をおともだちと楽しく学びませんか。

金屏風に赤いひな壇のステージで、黒い和服姿の女性たちが三味線、小鼓(こつづみ)、大鼓(おおかわ)、太鼓、笛のパートに分かれて演奏している写真

金沢素囃子子ども塾

金沢市では金沢市指定無形文化財である「金沢素囃子(かなざわすばやし)」の伝統を受け継ぐ人材を育成するため、平成17年度に金沢素囃子保存会の協力を得て「金沢素囃子子ども塾」を開講しました。
現在は、月2回、2年間のカリキュラムでお稽古を重ね、毎年3月に発表会も開催しています。これまでたくさんの子どもたちが、金沢の伝統芸能を学んできました。

金沢素囃子とは?

素囃子(すばやし)とは、長唄、常磐津(ときわづ)、清元といった邦楽から、お囃子のみが独立した演奏形式。
金沢で発展した素囃子は「金沢素囃子」と呼ばれ、全国的にも格調高さや優美華麗さが評価されている、和のオーケストラと言われる総合芸術です。
「三味線」「小鼓」「大鼓」「太鼓」「笛」に長唄を加えて演奏をします。

三味線と三味線のバチの写真

三味線(しゃみせん)

砂時計型の銅の両面に革を張って両面を調緒で縛っている小鼓(こつづみ)の写真

小鼓(こつづみ)

砂時計型の銅の両面に革を張って両面を調緒で縛っている大鼓(おおかわ)の写真

大鼓(おおかわ)

締太鼓の写真

太鼓(たいこ)

黒色と竹の横笛の写真

笛(ふえ)

金沢素囃子についてくわしくは下記リンクをご覧ください。
 金沢素囃子(金沢市無形文化財)
 素囃子(金沢の伝統文化)

活動内容

毎月2回、教育プラザ富樫で約20人の塾生が、三味線や各楽器のパートに分かれて稽古をしています。
パート演奏が上手くなれば、みんなで集まって合奏練習をし、毎年3月にある発表会に向けてたくさんの曲をマスターしていきます。
現在、第9期生が令和5年3月までお稽古に励んでいます。

  •  稽古日時:毎月2回(第2,4日曜日)10時~12時 (注意)たまに変更があります
  •  稽古場所:教育プラザ富樫(金沢市富樫3-10-1)
  •  講座期間:2年間
  •  定員:20人(入塾時の学年が小学4年~中学2年であること)
畳に座り楽譜を見ながら三味線を演奏する子供たちを後ろの方で先生が立って見ている写真

全体練習(三味線)

床に座り、左手で小鼓(こつづみ)を右肩に乗せて右手で音を鳴らす子供たちと、左手で大鼓(おおかわ)を持ち右手で音を鳴らす子供たちが、前に座っている三味線の先生の演奏に合わせて練習している写真

パート練習(小鼓・大鼓)

一人ずつ畳マットに座り、両手にバチを持ち太鼓の練習をしている子供たちの写真

パート練習(太鼓)

一人ずつ仕切りのされたテーブルに座り、笛の練習をしている子供たちを前のテーブルに座っている先生が見ている写真

パート練習(笛)

前列に小鼓(こつづみ)、大鼓(おおかわ)、太鼓を演奏する子供たちと、仕切りを付けた後列で笛を演奏する子供たちが合奏している写真

合奏の様子

関連リンク

素囃子

この記事に関するお問い合わせ先

文化政策課
郵便番号:920-8577
住所:金沢市広坂1丁目1番1号
電話番号:076-220-2442
ファックス番号:076-220-2069
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