金沢市は健康都市連合に加盟しました
金沢市では健康分野の国際的なネットワークの一つである「健康都市連合(Alliance for Healthy Cities)」に北陸の都市で初めて加盟が認められた(令和6(2024)年5月21日)ことから、加盟都市のネットワークを活かした取り組みを進め、未来共創計画の施策方針である「心身ともに健やかに暮らせる健康都市の推進」を図っていきます。
健康都市とは
WHO(世界保健機関)は、健康を個人の責任としてのみとらえるのではなく、都市そのものを健康にすることを提唱しています。
その考え方を基本とし、それぞれの都市の実情や抱えている課題を踏まえて、健康都市としての将来構想を持ち、それに向かって努力している都市を「健康都市」としています。
健康都市連合について
健康都市連合ロゴ
健康都市連合は、都市住民の健康を守り、増進することを目的とした国際的なネットワークで、WHO西太平洋地域事務局が提唱し、2003年に創設されました。
国内28市を含む186都市・51団体(令和6年4月現在)が加盟し、各都市の経験を生かしながら、国際的な協働を通して健康都市の発展のための知識や技術の共有等に取り組んでいます。
健康都市連合日本支部について
本市は「健康都市連合日本支部」にも加盟(令和6(2024)年4月25日)しました。
日本支部は、健康都市に関する情報を広く提供するとともに、健康都市の実現に賛同する都市等のネットワークを構築することにより、日本における各都市の地域特性に応じた健康都市の実現に寄与することを目的としています。
今後の取り組みについて
・健康都市のネットワークを活かし、未病対策など健康づくり施策の知識やノウハウを得て、市民の行動や健康状態を改善する新たな事業の展開を図ります。
・健康都市連合の大会等で本市のこれまでの健康づくりの取り組みについて発表するなど、あらゆる機会で健康都市・金沢を国内外に発信していきます。
第20回日本支部総会及び大会に参加し、他市との交流を図りました
令和6年7月11日、12日に「第20回健康都市連合日本支部総会及び大会」が吹田市で開催され、本市をはじめ全国から多くの加盟都市関係者・自治体・団体等が参加しました。
大会では、開催都市の吹田市及び加盟都市を代表し愛西市より健康に関する取組発表がありました。
総会
令和6年7月11日に「第20回健康都市連合日本支部総会」が大阪府吹田市のパナソニックスタジアム吹田で開催され、加盟会員26都市の首長と職員、2協力会員が出席しました。
令和5年度の事業報告及び収支決算、令和6年度の事業計画及び収支予算、役員の選任などが審議されました。
大会
令和6年7月12日に「第20回健康都市連合日本支部大会」が吹田市で開催され、開催都市の吹田市長の挨拶から始まり、基調講演、加盟都市の活動発表、開催都市の活動発表等が行われました。
本市における健康づくりに関する取組について、パネル展示にてPRしました。
第10回健康都市連合世界大会に参加しました
金沢市は、令和6年9月25日から27日まで、大韓民国・ソウル特別市で「より良い未来のためのスマートで健康な都市」をメインテーマとして開催された「第10回健康都市連合世界大会」に参加しました。WHO(世界保健機関)などの国際機関や西太平洋地域の都市の代表者、専門家が参加したこの大会では、基調講演、分科会、専門家による意見交換や優れた健康都市の取組の表彰式などが行われ、本市の健康都市づくりの取組をPRしました。
市長フォーラムの様子
山田副市長が本市の「熱中症対策の取組」についてスピーチしました。スピーチの中で、地域と連携した高齢者の熱中症対策、令和6年7~9月に公共施設に設置した「クーリングシェルター」について紹介しました。
加盟承認書授与式の様子
健康都市連合への加盟承認書を健康都市連合運営委員会委員長のイ・スヒ江東区長から受け取りました。