高齢の方の福祉
高齢の方の福祉
うちのおばあちゃんはお友達と毎月1・2回、近所の集会所みたいな所へ遊びにいくんだよ。
市の職員(しょくいん)
それは「地域(ちいき)サロン」のことね。
それってどんなとこ?
近くの高齢者が集まってお話ししたり、健康のための教室などをしているんだって。
そうね!高齢者の住みなれた地域にある公民館や身近な建物を利用して、元気で生活できるようにゲームやストレッチ体操(たいそう)などをしているのよ。
そのほか「趣味(しゅみ)をみつけたい」、「体を動かしたい」など目的におうじた場所づくりやサービスを提供(ていきょう)しているの。
へぇ〜、そうなんだ。ほかには、どんな場所があるのかな?
それじゃぁ、いっしょにみてみましょう。
- 老人福祉センター
教養や趣味作りのための講座(こうざ)があります。入浴することもできます。 - パソコンサロン
パソコンを使ってみたい方が気軽に利用できるところです。
うちのおじいちゃんは、ちょっと体が不自由だから、そういうサービスにはあんまり関係ないかな。
介護(かいご)が必要な高齢者のためのサービスもあるの。
介護サービスの中には、ホームヘルパーさんが自宅で食事の介助(かいじょ)や入浴のお世話をしてくれたり、デイサービスセンターに行って、介護を受けるなど、いろんな種類のサービスがあるのよ。
その人の身体の状態(じょうたい)に合ったサービスを受けることができるんだね。
そういえば、この前学校で「認知症(にんちしょう)サポーター養成講座(ようせいこうざ)」を受けたよ。
その中で、高齢者の体験(たいけん)をしたり、認知症ってどんな病気なのかを教えてもらって、私もやさしく接したいと思ったよ。
ぼくも教えてもらいたいな。
認知症サポーター養成講座は、地域包括支援(ちいきほうかつしえん)センターが学校や子ども会と一緒(いっしょ)に行っているよ。
他にも「認知症カフェ(オレンジカフェ)」といって、認知症について誰でも気軽に相談したり、知ることができる場所もあるよ。
地域包括支援センターってなに?
金沢市内に19カ所ある高齢者のことを相談できる窓口だよ。
高齢者だけでなく、障害(しょうがい)がある方にも、生活を支援(しえん)するいろいろなサービスがあるのよ。
地域包括支援センターについては下記のリンクをクリックしてください。