小学生のための「金沢のものづくり」キッズページ
金沢のものづくりについて
金沢市のものづくり産業は、伝統(でんとう)工芸のような手仕事による「ものづくり」から、時代とともに繊維(せんい)工業や繊維を作るための機械工業へと広がり、そこから金属(きんぞく)工業や印刷産業など、さまざまな産業へと発展(はってん)してきました。
金沢ではどのようなものづくりが行われているのか、また、どのような「ものづくり企業(きぎょう)」があるのかなど、いろいろと調べてみましょう。
「金沢のものづくり」紹介冊子(しょうかいさっし)
金沢市では、「金沢のものづくり」を紹介する小学生向けパンフレットを作成しています。これを見れば市内のものづくり企業の技術(ぎじゅつ)・製品(せいひん)やさまざまなデータがわかります!社会科の調べ学習にぜひ活用してください。
業種ごとの特色について
機械工業・金属工業(きかいこうぎょう・きんぞくこうぎょう)
金沢では、機械工業が盛んで、「機械を作る機械」といわれる工作機械や繊維製品を作るための繊維機械、土木・建築(けんちく)の作業に使うための建設(けんせつ)機械、原料を加工し食料等を製造(せいぞう)する食品機械など、さまざまな特色ある機械が作られています。また、金属をいろいろな形に加工し、テレビや冷ぞう庫、パソコンなど私たちに身近な製品の部品を作る企業も多くあります。
食品工業(しょくひんこうぎょう)
金沢は、さまざまな食材に恵(めぐ)まれているほか、お菓子(かし)や発酵(はっこう)食品、清酒などの加工食品が生み出され、多様な食文化が育まれ受け継がれてきたまちです。加賀野菜や日本海でとれる新鮮(しんせん)な海産物食材や加工食品は、地元の人に長く愛されてきたほか、日本のさまざまな地域でも販売(はんばい)されており、北陸新幹線(しんかんせん)で金沢を訪(おとず)れる観光客にも人気です。
情報産業(じょうほうさんぎょう)
金沢には、電子機器の製造からコンピュータを便利にするアプリの開発まで、さまざまな企業があります。近年では、人工知能(AI)や、モノをインターネットに接続(せつぞく)する技術(IoT)に関連した製品・サービスの開発が進んでいます。これらの新しい技術は、私たちの生活のほか、工業など幅(はば)広い産業を支えています。
繊維産業(せんいさんぎょう)
金沢の繊維工業は、着物などの絹(きぬ)織物にはじまり、その後はポリエステル、ナイロンなどの合成繊維を使ったさまざまな製品を製造することで、発展してきました。近年は、その優(すぐ)れた加工技術や、高いデザイン力を生かし、産業用資材(しざい)や医療(いりょう)用品など、衣服以外の分野に挑戦(ちょうせん)する企業も増えています。
印刷産業(いんさつさんぎょう)
金沢には、百年を超える歴史をもつ印刷会社がいくつもあり、長い間地域の文化を支えてきました。今や印刷は紙だけではなく、ガラスや金属など、さまざまな素材に印刷が施(ほどこ)されて生活を彩(いろど)っています。近年では、これまで培(つちか)ってきた技術や経験(けいけん)を活かし、ゲームやデジタルコンテンツなど、新たな分野に挑戦する企業もあらわれています。
金沢の伝統工芸について
江戸時代、加賀藩(かがはん)の藩主(はんしゅ)が工芸を大切にしていたことから、金箔(きんぱく)や漆器(しっき)などさまざまな技術や職人が育ち、それらは今でも受け継がれています。また、これらの手仕事による「ものづくり」は、現在の金沢のものづくり産業の基礎(きそ)になっています。
金沢市キッズページ(産業)
金沢かがやきブランド認定製品について
金沢市では、新しい製品の開発にチャレンジする企業を応援(おうえん)することで、ものづくり産業を元気にしたいとの思いから、市内のものづくり企業が作った新製品を募集(ぼしゅう)し、審査会(しんさかい)で優秀(ゆうしゅう)と認(みと)められた製品を「金沢かがやきブランド」として認定しています。
このロゴマークが認定製品の目印です。
ぜひ色々なところで探してみてくださいね。
この記事に関するお問い合わせ先
商工労働課
郵便番号:920-8577
住所:金沢市広坂1丁目1番1号
電話番号:076-220-2193
ファックス番号:076-260-7191
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