消防局ってこんなところ
火事になると、昼も夜も関係なく消防車(しょうぼうしゃ)が来て火を消してくれるけれど、
消防署(しょうぼうしょ)ってどんな人がいて、どんな仕事をしているんだろう?
消防署についてしらべてみよう。
消防士
消防局の庁舎は、泉本町(いずみほんまち)7丁目にあるんだよ。
消防署って、あちらこちらにあるよね。
うちの近所で火事があったら、どこの消防署から火を消しに来てくれるの?
消防局では、金沢市を7つの防ぎょ区域に分けて、3つの消防署で担当しているんだ。
火事になった場合は、近くにある消防署や消防出張所から6台の消防車が出動するよ。
火事になって、
119番に電話すると、その担当の消防署に電話がかかるの?
金沢市内の消防署をまとめている金沢市消防局内の「消防指令センター」というところで、119番通報(つうほう)を全部受けているんだ。火災(かさい)や救急の発生場所をすばやくつきとめて、必要な車両(しゃりょう)がある消防署や消防出張所に出動指令を出すんだよ。
必要な車両って?
119番には、火災や交通事故(じこ)等のいろんな通報がはいるよね。救急車と消防車のどちらが必要なのかの判断(はんだん)は、消防指令センターがするんだ。また、いろんな災害(さいがい)に対応(たいおう)できるような消防車を出動させるんだよ。
ふぅ〜ん。消防指令センターの人がすぐに判断して、指令を出さないとダメなのね。
ところで、火事って、いつ起きるか分からないよね。消防指令センターの人はずっと電話の前で待ってるの?
消防指令センターでは、交代しながら24時間体制(たいせい)で、119番通報をうけているんだ。火事だけじゃなくて、病人やけが人を運んだり、災害がおきたときにすぐに出動できるように、消防署で待機中の隊員は、仮眠をとるときも作業服を着たままなんだよ。
作業服を着たままなの?大変そう。
火事や災害がなくて、出動しないときは、何をしているの?
消防指令センターからの指令があったら、すぐに出動できるように、消防自動車の点検(てんけん)や消火ホースを使う訓練、レスキュー隊の救助訓練などをしているんだ。