感染性胃腸炎について
感染性胃腸炎とは
細菌やウイルスなどの病原体による感染症です。ウイルス感染による胃腸炎が多く、毎年秋から冬にかけて流行します。
症状
ノロウイルスによる胃腸炎:吐き気、おう吐、下痢、発熱、腹痛 等
ロタウイルスによる胃腸炎:おう吐、下痢、発熱、けいれん 等
※感染しても発症しない場合や、軽い風邪のような症状の場合もあります。
潜伏期間
ノロウイルス:おおよそ1~2日間
ロタウイルス:おおよそ2~4日間
予防方法は?
- カキなどの二枚貝を調理するときは、中心部まで十分に加熱しましょう。
- トイレの後や、調理・食事の前には、石けんと流水で十分に手を洗いましょう。
- 便やおう吐物の中には大量のウイルスが存在し、感染源となり得るため、処理をするときは十分に注意しましょう。
便・おう吐物の処理のポイント
- 使い捨てのガウン(袖付きエプロン)、マスク、手袋を着用しましょう。
- 便やおう吐物はペーパータオル等で静かに拭き取りましょう。
- 便やおう吐物を拭き取った後、0.1%次亜塩素酸ナトリウム液(濃度5%の家庭用塩素系漂白剤10mLに水を入れ、できあがり500mL)で消毒しましょう。
- 処理後は流水と石けんで十分に手を洗いましょう。