Vol.1 さあ、カナザワとあるいてみよう!(柿木畠・里見町・水溜町・新竪町・本多町エリア)

柿木畠・里見町・水溜町・新竪町・本多町エリア

所要時間 約45分 + 足伸ばし 約30分

00 金沢21世紀美術館 21st Century Museum Contemporary Art,kanazawa

外観が平たい円のような形をしている金沢21世紀美術館の建物の写真

丘の上にポコッっとはえる金沢21世紀美術館。
見る方向によって表情を変えるにくいやつ。
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 金沢21世紀美術館は、建築家・妹島和世/西沢立衛(SANAA)が建築界のノーベル賞といわれるプリッカー賞を受賞した代表作。金沢市中心部に位置しており、世界で最も来客数が多い円形の美術館です。当館は「世界の同時代の美術表現に市民と共に立ち会う美術館」を基本コンセプトとして建てられました。外壁に曲面ガラスを採用し、外部からも内部の様子を伺うことができます。そのため中に入ることに抵抗を感じさせない、誰もがいつでも立ち寄ることのできる公園のような美術館として国内外問わず多くの来場者から人気を集めています。

01 柿木畠 Kakinokibatake

左:町中の石階段の写真、中央:店が立ち並ぶ路地を自転車で走っている人物の写真、右:枝になっている緑色の柿の実の写真

さて、柿の木はどこに?
02 地元民風アプローチ。こんなところにあるんです、階段。
03 その昔ここは柿木畑であったそうな。一面に柿の実が成っている風景を想いながら、探してみましょう昔の記憶。
04 美味しいご飯と人情のマチを感じる通り。よく見ると隠れ家風ご飯やさんがほらそこに。

02 鞍月用水 Kuratsuki Canal

左:樹木の間を流れる用水路の写真、右:用水路を眺めている人物の写真

生活に密着してきた用水がここに。
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 用水はマチを栄えさせる大切な鍵。ひとつずつ表情を比べてみるのも楽しみ方の一つです。ここは春には桜が咲いて白く染まる用水が見られます。
06 段を降りて座ってみる場所もあり。触れるくらい近くに水と風。元は金沢城の防御のために1599年に構築された鞍月用水。城の防火用水や菜種油を採る水車の動力としても利用されていました。

03 里見町 Satomicho

道路沿いの民家に生えている大きな松の木の写真

数少ない昔からの町名を守った町。
07 突如現れるこまちなみ里見町。よく見てください、一家に一松の木。これ、この辺りでは常識なのです。
08 加賀友禅奥田家、オレンジののれんが印象的。ここは数少ない昔からの町名を守った町なのです。1995年、こまちなみに指定された里見町。土堀や前庭の緑、その奥の母屋の大屋根などに注目。かつて武士が毎日眺めていた景色が今もなおここにあります。

(注釈)こまちなみとは?…歴史的な価値を有する武家屋敷、町家、寺院などの建物や歴史的な特色を残すまちなみを保存する区域。1994年金沢市が制定。

04 夢のワープスポット Warp Spot

家を囲む塀の中に見える大きな樹木の写真

ワープ酔いにご注意を。
09 過去と現代を行き来できる夢のスポットもあり。ワープ酔いにご注意を。ここで里見町へのタイムスリップ記念を1枚。

05 マイブリッジ My Brdge

左:民家と道路をつなぐ橋の写真、右:用水路にかかっている木造の橋の写真

必見マイブリッジ。
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 用水に架かる橋の名にも注目です。こちらの橋は里見橋。見渡すとまだ蔵がチラホラ。蔵の立ち並ぶ用水を想像すると、うーん見てみたい!
11 目に留まらないはずがないこのドームは、元々プラネタリウムだったのよ、という近所のおばあちゃんの証言あり。
12 たくさん並ぶマイブリッジ!橋の上に庭を作ったものや、木の素材を使ったこだわりのマイブリッジも必見です。
13 昔の堀の跡がかくれんぼ。

06 本多町 Hondamachi

黄色い塀に囲われた鈴木大拙先生生誕記念碑の写真

鈴木大拙生誕地。
14 この先鈴木大拙先生生誕記念碑。進むこと330メートル。
15 その昔、この辺り一帯は武家屋敷であったとのこと。よって、ここから先、道複雑なり。
16 金沢の偉人である仏教哲学者・鈴木大拙氏はここ下本多町で誕生したのです。

次は鈴木大拙館

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<ちょっと足伸ばし>水溜町・犀川・新竪町

01 水溜町 Mizutamemachi

小道の両側に塀が立ち樹木が塀からはみ出している写真

言葉や写真じゃ伝えられない心地よさ。
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 こんなところに昔の名残を感じられる小道があります。犀川の埋め立てによってできたこの土地には水溜と呼ばれる堀がありました。その名残を町名に残したこの場所、1997年にこまちなみに指定されました
02 城下町金沢では珍しい、ずーっと真っすぐ真っすぐ通った道。

02 犀川 Saigawa River

左:白い塀と植木の横に建てられている室生犀星の記念碑の写真、右:川岸に芝生が広がる犀川の写真

用水の水はここから。
03 狭い小道を抜けて広がった視界の先には犀川。実は今まで見てきた用水の水はここから来ていたのです。 室生犀星の記念碑は、まちも川も眺められる木陰の元に。ここでは今やめずらしい木製カーブミラーがお仕事中。

03 新竪町 Shintatemachi

静かなるニューホットスポット!
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 またまた細い路地に入りこんじゃいます。町猫になったつもりでどうぞ。
05 キョロキョロ探せば見えてくる、ちょっと素敵な日常。ここ新竪町商店街は金沢の静かなるニューホットスポット。うーん、ノスタルジー!

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