こまちなみ 旧御歩町区域保存基準

• 道路に面した外壁を後退し、空間を確保するよう努める。
• 3階以上の部分は道路からできるだけ後退する。

道路に面した外壁を後退し、空間を確保する。（外壁の道路からの後退距離について、1階および2階部分は1メートル以上、3階以上の部分は、妻入りの場合は4メートル以上、平入りの場合は2メートル以上を基本とする。）

• 15メートル以下（第2種中高層住居専用地域）
• 12メートル以下（商業地域、第2種中高層住居専用地域の一部）

できる限り勾配屋根を取り入れ、色彩は黒を基調とする。

切り妻あるいは入母屋とし、黒瓦葺きを原則とする。平入りの場合は各階に通り庇を設ける。

できる限り、伝統的素材、色彩に準じた仕上げとする。

• 木、土、漆喰等伝統的素材・色彩に準じた仕上げとする。
• 外壁の真壁、束・貫、漆喰壁など、武士系住宅の伝統的意匠をできる限り取り入れる。

見えがかりに十分配慮し、建物の本体と調和を保つよう工夫する。

屋外の設備機器等は、道路等から見える位置には設置しない。やむを得ない場合は、目隠し等を設ける。

まちなみに調和した門塀等の設置に努める。

道路等に面する敷地には、土塀、板塀及び門を設ける。やむを得ない場合は、まちなみに調和した生垣を用いることも可能とする。

• 自家用広告のみとし、屋上広告物は設置しない。
• シンプルで落ち着いたデザインとするよう努める。

木製看板等伝統的意匠・素材を基調とする。

道路に面する敷地の舗装は、伝統的素材を使用する等仕上げに配慮する。

• 伝統的意匠の門塀等の設置により、通りからの見え方に配慮する。
• 専用駐車場は、道路に面し、塀・生垣等を設置する。

• 東山1丁目地区地区計画を定める区域で、そこに定める事項と上記基準が抵触するときは地区計画に定めるところによる。
• 「建築物の位置」の項中道路とは、幅員4メートル未満のものにあっては、建築基準法第42条2項の規定により道路とみなされるものをいう。