骨粗しょう症

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骨粗しょう症

骨粗しょう症とは、骨の強度が低下して、骨折しやすくなる病気です。病気が進行して骨折すれば、寝たきりの原因にもなります。男女とも加齢による骨量の減少は、避けることができませんが、特に、女性は閉経後に女性ホルモンが減少すると急激な骨量の減少があることから、更年期以降に問題となりますが、若い頃から適切な対策をとれば予防することができます。

骨量の経年変化のグラフ

骨は、一生を通じて変化します。
成長期に骨量が増えて、20歳頃にピークとなります。40歳代頃まで骨量が保たれますが、その後、女性は女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減少する50歳前後(更年期)から急激に減少し、加齢に伴う減少もあり70歳以降はさらに骨量が減って骨折の可能性が高くなります。
成長期に最大骨量を高めておけば、将来的に骨量が減少しても骨折しない骨量を保つことができます。成長期はできるだけ骨量を増やし、更年期には、減り方を緩やかにするよう努め、高齢期は骨折防止を図ることが大切といえます。

成長期

  • 栄養バランスのとれた食事
    (カルシウムは全年代で摂取不足があるため摂取に努める)
  • 骨に負担をかけ、骨を作る作用を高める運動をする
    (バスケットボール、バレーボール、陸上等)

更年期

  • 検診で骨密度を測定し、結果を把握し適切な対応をとる
  • 適切な食事と運動週間で、骨量の減少を最小限にする
    カルシウム、ビタミンD、ビタミンK、たんぱく質をバランスよく摂る
    ウォーキングや階段の上り下りなど身近な運動を継続的に

高齢期

転倒による骨折を防ぐ工夫をする

  • 住まいの段差の解消、手すりの設置
  • 転倒防止に効果的な運動の継続

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