子宮頸がん
女性特有の病気
子宮頸(けい)がんについて
あなたは、子宮頸がん検診を受けたことがありますか?
「まだ、がんにかかるような年じゃないわ」
「皆、受けているのかな。どこで受けるの」
「婦人科にかかった事ないから敷居が高いわ」
「どんな検査か知らないから、なんとなく不安よ」
「痛いって聞くから迷っているの」
いろいろな声が聞こえてきます。まず、子宮頸がんについて学んでみましょう。
子宮頸がんとは
子宮の入り口付近にできるがんです。発症にはヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が関連しているとされています。
HPVは、約80%の女性が生涯のうち一度は感染するごくありふれたウイルスですが、免疫力で自然に治る人がほとんどです。
しかし、一部の人で持続感染し、「前がん病変」となりがんに進行します。近年、39歳以下の方で発症する人が増えています。
子宮がんは、かなり進行しないと自覚症状が現れませんが、子宮頸がん検診では、がんになる前の「前がん病変」やごく初期のがんも発見できます。
検診ではどんな検査をするの
子宮頸がん検診では、問診と子宮頸部の観察をします。
問診では、最終の生理の様子や産婦人科手術の有無などを確認します。子宮頸部の診察では、子宮頸部の細胞を専用のブラシで擦り取って調べます。このとき、少し痛みを感じたり、少量の出血がある場合がありますが、時間はごく短時間で済みます。
検診はどこで受けるの
検診は、医療機関で受けるすこやか検診と公民館、福祉健康センター等を会場にした集団検診があります。すこやか検診の対象となる方には、受診券が郵送されます。
詳しくは下記リンクをご覧ください。