兼六園花便り 令和4年4月11日(1323号)

兼六園熊谷

兼六園熊谷(令和4年4月11日撮影)

開花を待ち望んだソメイヨシノは満開を迎え、そして散り始めています。
花びらははらはらと舞いながら落ちていきます。
“曲水”では流れにまかせて霞ヶ池と漂っていきます。

“井戸”の中から生えている桜。兼六園全史には民族の逸話として小糸桜の名前で呼ばれています。
 

曲水

曲水

井戸

井戸

初代は前田藩主の頃に植えられた銘木の“旭桜”と“兼六園熊谷”。
旭桜は家老村井豊後守から献上された桜。明治には兼六園一の高木だったそうです。白花が清楚な山桜系。

兼六園熊谷は水戸藩から贈られたといわれる桜。花も葉も大きく、満開になると全体が紅色に見える艶っぽい桜です。ヤマザクラ系の里桜。

花と一緒に葉も見える山桜系。5枚花びらのヤマザクラと“ヤエヤマザクラ”も楽しめます。

八重の桜も咲き始めていました。続いて菊咲の桜が咲きます。最後にカスミザクラも楽しめます。

旭桜

旭桜

ヤエヤマザクラ

ヤエヤマザクラ

4月11日(月曜日)記

  • 兼六園開園時間 3月1日から10月15日まで午前7時から午後6時まで
  • 早朝開園時間    4月1日から8月31日まで午前4時から

(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)

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