兼六園花便り 令和4年5月16日(1327号)
園内では、結婚式の衣装で着飾った数組の撮影があちらこちらで見られました。
紅白の和傘が緑にとても映えていました。
放生池(金城池)縁の“キショウブ”は盛りです。
千歳台から一段下がったところの水辺に一本の“カキツバタ”が咲いていました。
白の筋が入った上品な色合いに目がゆきます。
「かきつばた 早く咲けよと曲水の水は生きて打つ鼓動のごとく」芦田高子 歌集 兼六園
梅林に“チョウジソウ”。花を横から見ると、漢字の丁に見えるところから丁字草。
カキツバタ
チョウジソウ
明治記念之標(日本武尊像)の前の曲水には“リュウキンカ”。鮮やかな黄色の花は金色に見えます。
茎は立っているので立金花と書きます。
“モミジ”のプロペラのような翼果。今赤く色づいて可愛く目立ちます。
リュウキンカ
モミジ
5月16日(月曜日)記
- 兼六園開園時間 3月1日から10月15日まで午前7時から午後6時まで
- 早朝開園時間 4月1日から8月31日まで午前4時から
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)