兼六園花便り 令和4年6月20日(1332号)
梅雨に入り、緑も濃くなってきました。
“キササゲ”やクマノミズキの木々に白い花が咲いています。
キササゲは茶色くなった細長い実がぶら下がっている中での開花です。
木々の間に植えられている“ムラサキシキブ”。秋につぶらな紫色の実になります。
「やがて実もむらさきならむ色にして「紫式部」なべて花咲く」芦田高子 歌集「兼六園」
キササゲ
ノハナショウブ
“ノハナショウブ”、ハギも続いて咲いています。
実った“アンズ”も見えます。
11代藩主によって建てられた“夕顔亭”。瓢池の滝を楽しめる三畳台目のお茶室。
白い障子の映える貴賓口と緑の美しい眺めです。
アンズ
夕顔亭
6月20日(月曜日)記
- 兼六園開園時間 3月1日から10月15日まで午前7時から午後6時まで
- 早朝開園時間 4月1日から8月31日まで午前4時から
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)