河原市用水

木々が鬱蒼と茂っている中央に鳥居があり、目の前に短い橋の下を通る用水路の写真

延長

約6.9キロメートル :金沢市域分(全延長10.2km)

完成年

宝永正徳年間(1704~15年)

成り立ち

名前の由来は、取水口が河原市領にあったことから、この名が付けられたと思われる。岸川より下流域で、毎年水不足であったためにつくられたもので十村役の中橋久左衛門の働きが大きな力となった。

現在

背後の丘陵地の豊かな緑や随所にみられる農村集落の風情と調和した用水景観がある。また、波自加弥神社を用水守護神としており、毎年8月15日に水道祭が行われている。上流部ではホタルやドジョウといった水生動物などの生息環境が育まれている。

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