兼六園花便り 令和3年11月15日(1311号)
今週も“雪吊り作業”が行われていました。園内を訪れた家族連れは珍しそうに眺めながら、柱の上の庭師さんをみて、「どこから降りるんだ?」「梯子ないよね」と会話がはずんでいます。
園内多くに、“りんご吊り”や竹俣吊りなど見られました。
紅葉もすすんで、“山崎山下苔地”の紅葉の前では「綺麗ねえ」と足をとめてカメラを向けています。
山崎山入口のイチョウの葉がひらひらと落ちてきます。紅葉、黄葉と色づき、御亭へと上っていく姿も多く見られます。
りんご吊り
山崎山下苔地
ヤマトフデゴケの一角に立つ“モミジ”が一段と鮮やかに紅葉していました。
苔の上に落ちたモミジをカメラに収めている若い二人連れ。
常磐ヶ岡の緑を背景にした“霞ヶ池畔”の紅葉がより一層際立ちます。
オモト、マンリョウ、ナンテンなどの実や冬桜、十月桜なども楽しめます。
モミジ
霞ヶ池畔
11月15日(月曜日)記
- 兼六園開園時間 10月16日から翌年2月末日まで午前8時から午後5時まで
- 早朝開園時間 11月1日から翌年2月末日まで午前6時から
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)