兼六園花便り 令和3年2月6日(1286号)
気温が上がり、陽射しが暖かく感じます。残雪がきらきら光っていました。
雪解けの下には、こぼれ落ちた“リュウノヒゲ”のコバルトブルーの実がところどころに見えました。
梅林では、八重寒紅梅、緋の司、“鹿児島紅”の紅梅。枝垂れた緋の司も開花していました。
名札を見ながらの観賞も楽しみです。
青空に白梅の“青軸”が映えます。緑色のがくの青軸、玉梅の花びらはより白く見えます。
咲き出した“白加賀”は紅色のがくをしています。冬至梅は満開です。
リュウノヒゲ
鹿児島紅
水泉の庭園では、池、曲水、北側の低くなる常磐ヶ岡への水の流れなど美しい景観をつくりだしています。
それぞれ架かる橋も工夫されています。
瓢池に架かる“日暮らしの橋”は、戸室石に斜めに筋かい入りの四半模様です。
白加賀
日暮らしの橋
2月6日(土曜日)記
- 兼六園開園時間 10月16日から翌年2月末まで午前8時から午後5時まで
- 早朝開園時間 11月 1日から翌年2月末まで午前6時から
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)