兼六園花便り 令和3年4月17日(1297号)
新緑あふれる庭園。ツツジが鮮やかです。
中でも“ノトキリシマ”は一段と鮮やかです。
“兼六園菊桜”は見ごろになっています。
初代は慶應年間に御所から賜ったといわれ、御所桜といわれていたそうです。
昭和3年に理学博士によってケンロクエンキクザクラと名づけられ、国の天然記念物となりましたが、台風で主幹がおれて昭和45年に枯れてしまいました。
現在は3代目が沢山の花を咲かせています。
近くではバイゴジジュズカケザクラといわれる菊咲きの桜も見ごろです。
キリシマツツジ
ウワミズザクラ
細いブラシのような“ウワミズザクラ”。高木です。
金沢神社横の金城池に真っ白い苞が美しい“ミズバショウ”。
不老坂には藤棚。青紫色の“フジ”が下がります。
他にレンゲツツジ、シャクナゲ、エビネ、バイカイカリソウ、フイリホウチャクソウなど梅林で楽しめます。
ミズバショウ
フジ
4月24日(土曜日)記
- 兼六園開園時間 3月1日から翌年10月15日まで午前7時から午後6時まで
- 早朝開園時間 4月1日から8月31日まで午前4時から午前6時45分まで
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)