兼六園花便り 令和3年7月24日(1304号)

枝からキササゲの細長い実が垂れ下がっている写真

キササゲ(令和3年7月24日撮影)

瓢池の両側に高木の“キササゲ”。6月の開花後、どんどん伸びた実は長くなりました。
実は漢方薬になります。少しずつ茶色になって、次年に花が咲く頃までさやはぶらさがります。

梅林に入ると、“オミナエシ”、ヒメヒオウギズイセンの花。
途中に、欄干のあるお洒落な“ラジオ塔”に出合います。昭和8年にNHKが設置したものだそうです。
今は役目を終えて静かに佇んでいます。

茎の先に無数の小さな黄色い花を咲かせているオミナエシの写真

オミナエシ

樹木の間に建っているラジオ塔と案内看板の写真

ラジオ塔

園内は深緑一色です。およそ8000本の樹々が植えられています。
“千歳台”に入ると多くの松と桜の木が目に入ります。
唐崎松、根上松、お花松など江戸時代、明治など時代を超えた名松に出合える場所です。
山崎山にはケヤキの巨樹が並びます。

広々とした霞ヶ池の水面の向こう側には森のようにこんもりとした“樹木”が広がります。
モミノキやタブノキ、シイノキなど樹齢を感じる高木が多く、自然林の中にいるような気分になります。

沢山の松の木と桜の木が植えられた千歳台の写真

千歳台

大きな霞ヶ池の奥に背の高い樹木が沢山生えており林のように見えている写真

樹木

7月24日(土曜日)記

  • 兼六園開園時間 3月1日から翌年10月15日まで午前7時から午後6時まで
  • 早朝開園時間 4月1日から8月31日まで午前4時から午前6時45分まで

(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)

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