兼六園花便り 令和3年6月26日(1300号)
真弓坂を上りきったところに“キササゲ”(木大角豆)の花。瓢池の辺にある高木です。
ノウゼンカズラの仲間です。花が終わると同時にしべは青い実になり、日に日に長く伸びてササゲのようになります。
利尿剤として薬用に利用されます。
梅林では涼し気な色の“ギボウシ”(擬宝珠)。蕾が寺院の欄干の飾りの擬宝珠に似ているところから名づけられたといわれます。
ハギ(萩)も見ごろです。
“ハンゲショウ”(半化粧)の白い部分が目立ちます。片白草ともいわれます。ドクダミの仲間。
キササゲ
ギボウシ
金沢神社横ではホタルブクロ。
放生池(金城池)では、水に浮かぶ大きな葉の間からピンク色の“スイレン”(睡蓮)の花。
太く長い茎の“コウホネ”(河骨)の黄色が彩ります。
ハンゲショウ
コウホネ
6月26日(土曜日)記
- 兼六園開園時間 3月1日から翌年10月15日まで午前7時から午後6時まで
- 早朝開園時間 4月1日から8月31日まで午前4時から午前6時45分まで
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)