兼六園花便り 令和3年10月3日(1305号)
庭園ではススキやハギ、“フジバカマ”はそろそろ終わりです。
梅林に入ると、“ウメモドキ”の真っ赤な小さな実が緑の葉によく映えていました。
楚々とした“シュウメイギク”の白い花は見ごろです。
フジバカマ
ウメモドキ
低木で地面近くにうつむいて咲いている“チャノキ”の花は少し残っていました。
ツバキのように姿のまま落ちます。
シデコブシには多くの赤い実がいっぱいついていました。コブシの名は実のつき方が拳に似ているところからつけられました。
常磐ヶ岡のサンザシの実は真っ赤に熟れていました。大きいのは2センチくらいの実。
例年より多く見応えがあります。山査子と書かれ、漢方に使われます。
シュウメイギク
チャノキ
10月3日(日曜日)記
- 兼六園開園時間 3月1日から翌年10月15日まで午前7時から午後6時まで
- 早朝開園時間 9月1日から 10月15日まで午前5時から午前6時45分まで
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)