兼六園花便り 令和3年2月13日(1287号)
梅林では一番本数の多い白加賀も次々と開花してきました。梅花をそれぞれに楽しむ姿が見られます。
ピンク色の“道知辺”(みちしるべ)が咲き始めました。青空にとても映えます。開いた様子は華やかです。
「梅二月ひかりは風とともにあり」 麦南
真弓坂付近に、横に大きく枝の張った“マンサク”が開花していました。マンサクは日本特産で学名にジャポニカとつけられています。梅林のマンサクも2本目、3本目と開花していました。
マンサク
春曙紅
春に近づいてくると、ツバキの開花も次々と見られるようになりました。
淡いピンク色が優しい“春曙紅”や黄色い雄しべが目立つ“白いツバキ”も開花していました。
庭園を巡っていると思いがけない出会いです。
“十月桜”、冬桜は二度目の開花です。梅と椿と桜を楽しめます。
白いツバキ
十月桜
2月13日(土曜日)記
- 兼六園開園時間 10月16日から翌年2月末まで午前8時から午後5時まで
- 早朝開園時間 11月 1日から翌年2月末まで午前6時から
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)